里庵(りあん)

骨董も珈琲も好きなものというこだわり

仲間と山中湖でキャンプをする事になっていて、単独車旅中の自分は、合流前に山梨で一軒目のカフェを探す事にした。

ネットで写真を見て、アンティーク感が素敵だったので行ってみると、ここもまた、良い雰囲気のお店だった。

マスターは、自分の好きな味だけを提供しているらしい。

伺った時間は、まだ誰もおらず当たり前のごとく、カウンター席へと向かう。

客商売なので、美味しいと思わない豆でも出した方がお金にはなるけど、自分が好きじゃない豆を出したいと思えないという事でメニューを絞っているそうな。

なんとなく趣味に近いところでやっているような肩の力が抜けている感じが良い。

マンデリン

やはり、マンデリンはフレンチが良いのかと聞くと、それ以外は、どうしても納得の味にならないから、豆を頼んでいるお店に、フレンチでお願いしているのだとか。

焙煎の香りが良く、さっぱりとしたコク。飲みやすく、マスター曰くティラミスとの相性が抜群との事。たしかに、口直しに最適でデザートのおいしさを引き出してくれそう。

残念ながら、頼んだのはかぼちゃのプリン。でも、これも美味しい。しっかり濃厚なのにきめ細かく優しい甘さ。

ブレンド

これは、一杯で終われないだろうという事で、ブラジルとマンデリンのブレンドを追加で注文。

マスター曰く、この二つの豆を合わせると、納得の味になるとのこと。

確かに、コーヒーらしい香りのブラジルと焙煎の香り立つマンデリン。味がどちらも苦みとコクなので合うのは納得。

ちなみにティラミスは、本場イタリアの伝統的な作り方らしく、それを出している少ないお店の一つだそうな。

実際にイタリア人が来て、日本で本場のティラミスが食べられる事に驚いたそうな…。

という事で追加注文。

実際、味の調和が良く、口に入れると溶けていく感覚があり、味、食感のどちらも調合の取れていて美味。

そんなお店は、雰囲気も良い。

店内に流れるジャズもアンティークな店内にマッチ。また、古いジャズシンガーが多かったから、解らないけど、聴いてみたい曲ばかり。

オススメを色々と聞いてしまった。興味が抑えられなかった。

でも、嫌な顔せず色々と丁寧に教えてくれただけでなく、60年前の蓄音機でレコードまでかけてくれた。

蓄音機から流れるメロディは、完全なアナログ音源。まるで、後ろにライブハウスがあるかのような迫力。というのは、マスターの言葉を引用。笑

これは、貴重な体験。

残暑の季節、まだ、外は暑いのに店内は木々に囲まれて涼しく快適すぎて長いしそうになったので小一時間ほどしてお店を後に…。

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